「夕顔のはなしろきゆふぐれ(2012)」撮影:井上嘉和
維新派
関西を拠点とし、主宰・脚本・演出をつとめる松本雄吉を中心に、さまざまな場所で公演を行う。
「移民」や「漂流」をキーワードにして、1970年の創設以来、一貫してオリジナル作品を上演している。
発語、踊り、音楽など、どの点においても、世界的に類を見ない集団で、とりわけ、野外に自らの手で巨大劇場を建設するという手法は国内外から注目を集めている。
2013年10月に新作野外公演を上演予定。

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巨大野外劇場を建て、その土地特有の風景を劇空間に仕立てる維新派。演劇であって演劇でない、音楽であって音楽でない、ダンスでありダンスでない圧巻の風景に僕の意識はいつも遠くに持ってかれてしまう。その劇体験そのものが旅のようです。今年もよろしくお願いします!